年を取ったのね、と実感する日々

若いうちは、実感がなかった、年を取るということを、最近、実感する日々が続いています。

30代が過ぎて、40代も半ばを過ぎた今、街中で、ふとした折に実感する、自分も年を取ったなあ、という小話を、お伝えしたいと思います。

街を歩く女性がみんな、アイドル並みの美しさ

ある日、四足の小動物にリードをつけてお散歩をさせている女性と、交差点の信号待ちでたまたま隣になったシーンが、私の場合の、その瞬間だったのでした。

イマドキのお洒落な衣服を纏った、くるくる巻きの茶髪をした細身の若い美人さん。

俯きがちに歩く癖がある私の視界に突然入ってきた可愛らしい小動物のリードを辿り、上に視線を持っていくと、
リードの握り主は、こんなモデルさんみたいな、20代らしき女性だったのでした。

「わあ、こんな場所に、モデルさんだ。かっわいー。至近距離で見られてラッキー!」

と、思ったものの、そんなわけは、ないのです。

そこは私の自宅付近で、特別に何があるわけでもない、普通の、ごくごく地味な町の交差点。

この洋風なペットの名前も分からない私は次の瞬間、このうら若き女性の”美”と“若さ”そのものに、深く感動している自分を意識したのでした。

「こんなに小さな子供を働かせて、と思ったら」

さて、こんなこともありました。

街角を行く社会人に成り立て風の女性や、前から自転車を元気に漕いでくる女子高生たちを見て、

「みんなアイドル並みに綺麗なのに、普通の暮らしを送っているの?」。

日常的に、こんな疑問に感じるようになっていた頃、今回も自宅付近の評判のいい自転車屋さんの店先に、小学生くらいの男の子が座り姿勢で自転車の修理をしている場面に遭遇しました。

「こんな小さな子供を働かせて・・・」

と日本の法律はいつから変わったのかしら、と真剣に思っているとその時です。

店の奥から、私がよく知る働き者の従業員が、店先のこどもに声を掛けたのでした。

すると二人の間では、立派でしっかりとした仕事上のやり取りがなされ、私はつい今しがた自分が抱いた感覚に愕然としたのでした。

「働く大人を小学生ほどに感じるなんて、私って、なんだか、おばあさんみたい」

とほほ、な気持ちでしたが、人は誰しもこのような感覚を覚えながら、きっと50代になり、60代に入っていくのねと何とか気を取り直したものでした。

みなさんは、年を取ることについて何か感じたりされていますか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です