四十肩、五十肩って、聴いたことがあるのではないでしょうか。
例えば街を歩いていて、接骨院の看板に、「五十肩の方、どうぞ」みたいに紹介されている、あれです。
「そうは言っても、私は四十肩には、ならないだろう」
と、人はどうして自分はならないと思うのでしょうね。40代になっているのに。
四十肩になって、完治までに2年ほども掛かってしまった私の体験を、ちょっとだけお話しさせてください。
転居作業が済んだころ、四十肩は突然訪れました
一家まるごとの転居って、ほんとうに大変ですよね。
多くの主婦は、自分の持ち物以外に、家庭の中の雑貨や家族の持ち物のほとんどの荷造りや荷解きを、実際には担当するのではないでしょうか。
私もそうだったのですが、転居が無事に済んで、荷解きも終え、新しい住まいで、家中のあるべき場所にあるべき物を、ようやっと仕舞い終えたころ、四十肩は突然やってきたのでした。
「あれ?痛い。上がらない!」
ある午後、食器を自分の身長よりも上の位置の棚に仕舞おうとして、右の肩が痛くて上がらない瞬間が突然やってきたのでした。
病院を3つも変えてしまって、完治までに2年掛かりました
私って笑われそうですが、整形外科の先生が、私の方をレントゲンで撮影して、
「五十肩ですね」
と診察をしてくださっても、まだ、
私は40代前半だし、五十肩なんて、ならない!
なんて、心の中で自分の加齢を認めようとしませんでした。
そのくせ、先生が教えてくださった五十肩体操には、自宅で必死に取り組んでいました。
それでも、五十肩は人によって、数か月で治る人もいれば、長くて1年以上続く人など、ほんとうに様々ということらしいです。
私は、なかなか治らないことに不安になってしまい、どこも、良い先生でしたのに、結局3つも病院を変えながら、完治するまで、2年近くの歳月を要してしまいました。
味わった痛みと不便に比べたら、どうでもいいことのようなのですが、最後にひとつ、どなたか教えてください。
よく、言葉が出回り始めた頃に、“アラフォー”と、“アラフィフ”の線引きの年齢が取りざたされていましたが、“四十肩”と、“五十肩”についての線引きは幾つなんでしょうか。
女性は幾つになっても女性でございまして、私、痛みのさ中も、そんなことが、とっても気になっちゃいました。